2014年9月30日火曜日

ほおずき


ほおずきをいただきました。
きれいな形のほおずきもありますが、つぶれたのや、実の入っていないのもあります。


そこで、きれいなほおずきだけ、より分けました。
 

麻紐の撚りをちょっと戻して、そこにほおずきの茎をはさんでみました。


汚いつぶれたほおずきたち、実がしっかりしているもので、姉さまをつくりました。


千代紙の着物を着せてやるといいのだけれど、これだけでも十分かわいらしい。


ほおずき姉さまでした。





2014年9月29日月曜日

浮き浮きな休日


「どっか行こうか?」
「行こう、行こう」
「海に行くか?」
「そうしよう」
「コンプレッサーも修理してもらわなきゃだめなんだけどね」
なんだ目的は、ホームセンター。それに魚市場のお寿司ですが、そんなことはかまいません。
久しぶりに海に行きました。
 
 
誰もいない浜辺は、けっこう高い波でした。


漂着ライン上の、釣りの浮きとクルミです。


ぶどうも見つけました。


中国製のオレンジ浮きは初めて見つけましたが、欠けていて残念。


でも初めてだったから、欠けていても拾ってきました。


楽しい一日でした。




2014年9月28日日曜日

草刈りのご褒美


気持ちよく過ごすためには、他人さまの土地でも、きれいにしておくに限ります。
ちよさんの畑の脇から公道までの斜面は、昔の大地主さんの土地です。戦後の農地解放で、大地主さんは、畑として貸していた、傾斜のゆるやかな丘の上の土地をみんな失って、それを囲む傾斜地だけ、細長く残りました。
ここに越して来た時は、大地主さんの土地はもちろん、ちよさんの畑も草ぼうぼうの放棄地でした。

我が家への入り口の坂道も、その昔の大地主さんから借りています。そんなこともあって、行き届いていませんが、ちよさんの畑のきわあたりから傾斜地の草刈りを引きうけています。

木がなくて草地になっているあたり一面にフウロソウが咲いていました。


我が家の、もはや草が密生していないところに生えると憎々しいフウロソウも、丈も低くて可憐で、別の花のようです。


毎年刈っているところと、まだ手を入れていない境目の、地面すれすれの場所に、アケビが生っていました。
もう一息ではじけそうです。


やはり地面すれすれにいっぱい実をつけているのはフジです。
家から目にする場所の木にのぼっているフジ蔓はみんな切ってしまいましたが、これは家から見えないところ、残しておいて、来年の花を楽しみます。

毎年、いじけてすくすく育たないワレモコウは、一思いに刈ってしまいました。 草刈りも、また楽しです。




2014年9月27日土曜日

正体不明

Kさんが、中国人学生のロクちゃんの実家に行って来たそうです。
以前、ロクちゃんの卒論に協力して、少しだけ話をしたことがあったので、Kさんがロクちゃんからだというお土産を預かって来てくれました。


強い強いアラックみたいなお酒は、一滴なめるだけで満足できるので、ちっとも減りません。


この乾燥植物たちは、いったい何でしょう。


黄芪(ファンギ)は、調べてみたらキバナオギの根でした。
かじってみるとほろ甘く、お茶にしたり、漢方薬として使うもののようです。


党参とは、ニンジンのようです。
ユリ根のような甘い味が口に広がります。


これ、ちょっと見には、クローブに見えましたが、別ものでした。
人参果というものらしい。まあまあの味。
同じ漢字とは言え、読めないのがもどかしいことです。


説明書もないこれは、ちょっと酸味もあって、おいしく食べられます。
これも、朝鮮ニンジンのようなものでしょうか。


お茶にしたり、お粥にしたりするといいようですが、ときおりそのままかじっています。


こちらはKさんに以前いただいた、中国の花のお茶。
知っていると思っているのに全然知らない、似ていると思っているのに全然似ていない、お隣の中国の健康食たちでした。





2014年9月26日金曜日

ミズヒキソウ


久しぶりに、我が家の坂道の下の、公道の両脇の草を刈りました。
右側の梅林の持ち主のSさんは、まめに草刈りをする人でしたが、心を病んで病院に入ってから、もう十年以上過ぎました。
しばらくは、Sさんの妹さんが他人を頼んで年に二回くらい刈っていましたが、妹さんも亡くなり、以後放置されたままとなりました。
せめて、道端の草は刈りますが、梅林の中まではどうにもなりません。カナムグラ、ヤブカラシなど、手ごわい草の生え放題です。


そんな草むらの中、道端近くに、ミズヒキソウが生えていました。
我が家の坂道の脇にも生えますが、ついつい刈ってしまうので、こちらに逃げ込んだのでしょう。


よく見れば、かわいい花ですが。




2014年9月25日木曜日

カヤの実


八郷からちょっと離れた鉾田に、評判のお蕎麦屋さんがあります。
行きたいと思いながら、なかなか行けなかったのですが、やっと行きました。

私はグルメではありませんが、ここ八郷に来てからお蕎麦のおいしさに開眼しました。なにせ、おいしいお店がたくさんあるのです。
たいして回数は行かないのですが、そのうち同じお店でも、今日はおいしいなと思うときと、まあ普通かなあと思うときがあるようになりました。

長年思い続けたこのお店に来る時は、期待度がいやが上にも膨らみました。たぶん、120点くらい期待していたのではないでしょうか。結果は90点くらいでした。
お蕎麦の味には太さも関係します。しかもそれはお蕎麦屋さんの腕と言うよりそれぞれの好みです。私にはちょっと細すぎました。

さて、お店の両側には蕎麦が植えてあって、今花盛りです。蕎麦の花を愛でていると、その向こうにうっそうとした鎮守の森が見えました。


巨木が林立する、見事な参道の諏訪神社です。


神社そのものは、1750年代と、1921年に焼失し、1924年に再建されたもので、小じんまりとしていました。


参道にはどんぐり状の実が落ちていました。


どんぐりかと拾ってみると、弾力がありました。


踏みつぶされて、割れているのもありました。


むき出しの種もありました。
「カヤの実だ」
巨木はカヤだったのです。


カヤの実って、こんなに強烈な匂いがするとは知りませんでした。お蕎麦屋さんの前一帯に異臭が漂っていたのです。
でも、正体を知ると、あっというまに異臭はよい香りに変わりました。
家に帰って果肉を剥いていると、ずっといい匂いがして、手にもその匂いが染みつきました。


さて、炒って食べようか。このままとっておこうか。
自分で拾ったことはありませんが、カヤの実を食べたことはあります。そうおいしいものでもないので、このままとっておきます。





2014年9月24日水曜日

カタツムリ

この前の日曜日に、久しぶりに骨董市に行きました。
やけにお店が少ない。まことさんもお連れ合いなしの一人で、展示にも力が入っていません。
「今日は早じまいなの?」
「そう。平和島骨董まつりと重なっちゃって。午後から行かなくちゃ」
「道理でお店の数も少ないのね」
「第三日曜はこれがあるから、困るんだ」
なんて話をしていると、ずっと先、五メートル以上離れている木の、葉の上にくっきりとカタツムリが見えます。


「まことさん、ちょっと待って。カタツムリがいる」
「えっ、そう」


「ほら、角も出してる」
いやぁ、こんなに目立っていいの?カタツムリくん。五メートル以上先から見え見えです。
私が鳥だったらすぐに見つけて食べてしまったことでしょう。







2014年9月23日火曜日

ナツメ


ナツメ(Ziziphus jujuba)の実が色づきました。
食べてみると、甘いけれど水分が足りないかな?


ではと、まだ熟れていないのを食べて見ました。
水けはいいけれど、甘さが足りません。うぅん、どっちを取るか?

タイ人なら、プッサ(Ziziphus jujuba Mill.)は熟れる前のものを選ぶでしょう。そして、トウガラシを混ぜた砂糖をつけて食べるのです。


あれこれ思いながら、何もつけずに全部食べてしまいました。







2014年9月22日月曜日

ツルボ


一昨年見たきりで、昨年は見かけなかった、道端のツルボですが、少しでも生えていないかと、車を停めて見てみました。
ありました。
いつも草をきれいに刈られているので、目立ちませんが、コンクリート縁石のきわ、道の端などに咲いていました。後日、移植ごてを持って行って、少しだけいただいてきました。
日あたりのいいところに植えたので、来年は我が家で楽しめそうです。

昨日、ピクニックバザールに行きました。


車を停めて歩いていると、道の脇の畑の土手にツルボが生えていました。
もう花の盛りを過ぎていますが、素敵です。


JA集荷場の脇にもあるのも確認したし、ガラジ近くにも見つけたし、家にも植えたし、よかった、よかった。これで来年も楽しめます。







2014年9月21日日曜日

ウドの花


ウドの花盛りです。


花火のような花を咲かせます。


小さい頃、ヤツデの実をお手玉代わりにして遊びました。
ウドの蕾は、そのヤツデの実に大きさも形もそっくりですが、少し実の数が多いでしょうか。