2018年4月22日日曜日

網針、針

遠方から客人がいらっしゃったので、一緒に益子に遊びに行きました。
陶器店などを楽しく巡った後、蔵の戸車を取っておいてくれるように頼んでおいた、古道具と古本のお店、内町工場に寄りました。


すると、竹の網針がありました。
網針(あばり)とは、漁網を編んだり、繕ったりする道具です。そして、面白いことに、全世界共通の形をしているのです。
その昔、プノンペンのメコン川沿いの、西洋人がやっているおしゃれな雑貨店で、竹の網針を見たことがありました。もっと濃いあめ色になったもので、大小三つほどありました。
欲しいと思って訊くと、ディスプレイ用で売らないとのこと、その時からずっと気にはなっていましたが、自分でつくったの以外、竹の網針を見かけたのは初めてでした。


プラスティックの網針は、織物の道具として、ずいぶん昔から持っているものです。
大小二種類、それぞれ10本ぐらいずつあるですが、どこかに紛れて、見えなくなっています。


そのプラスティックの網針をまねて、私がつくってみたものです。


私がつくったのと、漁師さんがつくったのを比べると、真ん中の針状の部分の太さが違います。漁師さんがつくったものの方が糸がたくさんかけられます。


糸は、表と裏から交互に針にかけていきます。
そして、少しずつ解きながら、編んでいきます。


別の話ですが、先日、稲わらでつくった菰(こも)やさんだわらを縫い合わせて、叺(かます)や俵を編む針を、息子が持ってきてくれました。
以前住んでいた場所から引越ししたとき、小さいものですからなくしてしまったのかとあきらめていましたが、どうやら部屋に残っていたようでした。
祖母の家にあったものなので、見つかってほっとしました。


網針一本50円、申し訳ないようなお値段でした。

そうそう、のらさんが若狭の浜で拾った韓国製の網針は、モビールになって、毎日ゆらゆらしています。





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