2015年12月4日金曜日

コナラ

 
我が家へと入ってくる坂道を上りきったあたりには、大きなコナラの木が両側に立っていて、大きい車の運転手さん泣かせでした。


ところが、下見に来た大工のおおぬまさんから、北側の木は、作業棟の上棟のためのクレーン車が入れないので切って欲しいと言われて、切ってしまいました。
「あれから、木も大きくなったなぁ」
と、おおぬまさん。
毎日見ていると気がつかないけれど、母屋を上棟した十年前に比べると、まわりの木はみんな大きくなっているようでした。


そう言われて、改めて見ると、南側のコナラの太いこと。フジ、アケビ、クズなどを取り除いてやったので、憎らしいほど、のびのび育っています。
でも、幹に傷がついているのは、誰かが何かぶつけたせいかしら?

坂道をつくったとき、できるだけ大きい木は切らないで残すようにしました。そのため、坂道入口は鋭角に曲がらなくてはならないし、上りきったあたりには両側にコナラが立っていて、幅がぎりぎりで、サイドミラーをぶつけてしまったトラック運転手さんもいました。


両側に立つコナラとコナラの間を、ときおりカブトムシやクワガタが歩いて横切っていました。もう、そんなこともないかな、交通事故に遭遇しなくなってよかったかもしれません。

里山として山が活用されていた時代は、クヌギやコナラはある程度の太さになると切られ、そのひこばえをまた伸ばして使いました。そのため、どの木も細くて低く、林の様相は全く違うものだったようです。






2 件のコメント:

mmerian さんのコメント...

シイタケのほだ木にはなりませんか?(^^ゞ
キノコはまだ安全ではないのかなぁ。

さんのコメント...

mmerianさん
北側の木を伐りましたが、しいたけのほだ木にするには太すぎましたね。直径で二倍もありました。このあたり原木シイタケが盛んでした。もう直売所で売っていますから、大丈夫かもしれませんが、たくさんの生産者が廃業しました。
有機農業の連中も、ぼちぼちやっていますよ。まあ、八郷盆地は茨城県南部に比べると放射線量は低いのですが。
弁護士さんのつくった『日本と原発』という映画を見たらすごい!あの日、相次ぐ爆発で、東電は持ち場を離れて全員で非難する計画を立てましたが、菅直人政権が死守するようにと許さなかったのですね。もし持ち場を離れたら、いまごろ東北、関東、北陸一円はひどいことになって、すべてを放棄せざるを得ませんでした。