2015年6月30日火曜日

ほおずき


「帰りに、ほおずきを持って行って」
「はぁい」
五月に伺ったときの書家Bさんの前庭には、採らなかった蕨(わらび)が丈の高いシダになって、狭い通路を残して生い茂っていましたが、その後誰かが刈ってくれたらしく、六月の終わりには、少し草刈りしたところが広がっていました。
そして、草を刈っていないところに、他の草に混じって、ほおずきがぽつん、ぽつんと生えていました。


赤いほおずきもかわいいけれど、白い花が次々と咲いて、次々とチビのほおずきが生まれる今頃も、とてもかわいいものです。

ほおずきは他の草の勢いにも負けない強さを持っているようで、ランナーを伸ばして、かなり広がっていました。
Bさんの家にあった、柄の曲がった、真っ赤なおしゃれなスコップ(残念ながら写真なし)を借りて掘り、二本いただいてきました。


一本は十分長い根がついていたので、そのまま植えましたが、一本は根が短かったので、安全を見て地上部分を切り取りました。
その茎についていた、ほおずきたちです。


一番小さいほおずきはほおずきになって、何日目なのでしょう?
赤くしてあげられなくて残念でしたが、地上部分がなくなったため、根はきっと喜んでいると思います。
来年を期待します。







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