2015年5月28日木曜日

駆除してしまった


先日、材木置き場を片づけていたら、大きな蜂が飛んできたので見ていると、目の前の棚の下にぶら下がっている徳利形の巣に入って行きました。
徳利形の巣は、オオスズメバチのあの丸い巨大な巣の初期段階です。

陶芸家のIさんによると、徳利形の巣は、女王蜂が一匹だけで拵えるそうです。
それだけで、過労で力尽きて死んでしまう女王蜂も多いそうで、丸い大きな巣は、そのあと、たくさん育った働き蜂が参加してつくります。

我が家では、これまで徳利形の巣は、軒下で何度も見ましたが、大きな丸い巣になったことは、幸い一度もありませんでした。というわけで、一匹で飲まず食わずで頑張っているという女王蜂に免じて、そのままにしておきました。

そのことを5月25日の「山椒とアゲハ」のコメント欄に書いたところ、kuskusさんから、オオスズメバチの巣は危険だから、働き蜂が育つ前に駆除した方がいいとのコメントをいただきました。
働き蜂がどこから来るか、私にはあいまいだったのですが、kuskusさんによると、中で女王蜂が卵を産みつけて、働き蜂を育てているというのです。


それは怖い!
俄かにオオスズメバチの敵となって、駆除することにしました。
夫が、長い鉄パイプの先に新聞紙を丸めてつけ、点火して巣を焼く準備をしています。


新聞紙から十分火があがってから、


巣の下に当てます。


巣は、見る見るうちに燃えて小さくなり、やがてばらばらと燃えかすが落ちました。


そして、周りが燃え尽きました。


中にはこんな蜂の巣があったのですね。
まだ腰が引けていて、ちょっと遠くから写しました。





2 件のコメント:

kuskus さんのコメント...

春さんの寛容ぶりに安心してた女王蜂は、「そんなはずじゃ。。。」と
びっくりの展開でしたね。
虫たちはそれぞれに一生懸命生きているだけなのですから、人間側の
都合だけで何でも駆除というのは嫌ですが、大スズメ蜂とはテリトリーを
離して暮らしたいですね。

さんのコメント...

kuskusさん
ここに来てから蜂に刺された経験は、生垣に草を抜こうと手を突っ込んだら、そこにアシナガバチの巣があったときだけ、とくにkuskusさんちで、作業している周りを蜜蜂がぶんぶん飛んでいる経験をしてからは、まったく蜂をおそれなくなっていました。この春もけっこうスズメバチの女王蜂らしきものを見かけましたが、「忙しそうだなぁ」と思っただけ。ちょっと見くびっていたかな(笑)。これから蜂とうまく付き合います♪
それよりイノシシが止まらない。毎日張った紐を切られています。ウルフピーもすぐ効果がなくなるというし、ロケット花火もやってみたいけれど、何時頃来ているのかわからないのでできないし、いつも知らない間に、あちこち掘り返されています。