2014年5月24日土曜日

モグラくん


切った生垣の枝を運んでいると、渡り廊下の上で息絶えているモグラが見えました。


外傷はないけれど、猫にやられたのでしょうか?
まじまじと見ると、モグラはいつも湿った土の中にいるというのに、毛皮はとってもきれいです。


それにしても、平べったくて大きな手。
この手で、冬には凍った土まで掘って、掘って掘って、我が家の土の下を穴だらけにするのです。


手に比べると、可愛い脚と、申し訳程度の貧弱な尻尾。


鼻先には、土の中の住人らしく、ちょっと土がついています。


土に帰りたいだろうと埋葬しようとしたら、小さな口が見えました。
これで、土の中の虫たちを食べていたのです。
それにしても丸々と太っていること、よっぽど食料には困っていなかったのでしょう。




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