2013年6月2日日曜日

都会の石

十日ほど家を離れて、東京都中野区で暮らしてきました。西式健康法の渡辺医院に入院していたのです。
入院中、暇を見つけてはあたりを歩きまわりました。なにせ、道路標識を見ると五反田までたった七キロ。田舎暮らしでは忘れてしまっている、ぎゅっと詰まった都会生活の、束の間の体験でした。


この時期、あちこちで目立ったのがドクダミです。
空いている土地さえあればどこにでも生える繁殖力の旺盛さ、 図太さに似合わない可憐な花を咲かせていました。


この石垣と道路の間から無理やり顔を出している花は、知らない花でした。


小さいけれど、もしかすると園芸種の花でしょうか?


私の大好きな姿をしていました。


都会のオアシスは氷川神社です。神社の境内だけ、ひんやりと静かな、別の空気に満ちていました。
ある時は無人、ある時は声楽の練習をしている人がいたりしました。


境内にあった、三猿の石碑は、元はどんなお顔だったのでしょう。


ぽつんと転がっている小石を、一つだけいただいて来ました。


4 件のコメント:

Shige さんのコメント...

おかえりなさい!
都会の生活はいかが?(笑)
?の花は、カキドオシですよ。

さんのコメント...

Shigeさん
都会、長居するところではありませんでした。何でも揃っていると言ったって、通りには食べ物屋さん、コンビニ、歯医者や整骨院、あと不動産屋が目立つだけで、ハクビシンと遊ぶ生活の方がましでした(笑)。
えっ、カキドオシ?それは違いますよShigeさん。葉が全然違うじゃないですか。でもカキドオシに近い仲間なのでしょうね。西洋カキドオシとでもしておきましょうか(笑)。

hatto さんのコメント...

花は、グランドカバーなんかに使われたりする、ツタバウンランじゃないでしょうかね。帰化植物の。

さんのコメント...

hattoさん
ありがとうございます。帰化植物か、園芸植物ではないかと思っていました。
カキドオシ(Glechoma hederacea)はシソ科、ツタバウンラン(Cymbalaria muralis)はゴマノハグサ科だったのがオオバコ科に改められたらしいけれど、またかわって、両方が同じものになるかもしれませんね(なんて、適当なことを言って、笑)。