2012年8月2日木曜日

ジュズダマ


田んぼの畦の草刈りは、田んぼをつくっている人がしますが、一本用水路をはさんでの、道路の土手の草刈りとなると、気になりながらなかなかできなかったりします。
というのも、このあたりの農家はほとんど兼業か、年老いた人たちだからです。

そのため、田んぼの区画整備でできたような道路の草刈りは、みんなで行います。
我が家は、このあたり(左手奥の方)で借りた田んぼをつくっていますが、稲作共同センターの丸がかりでつくっているわけではないので、農道の草刈りには参加しなくてよいことになっています。

ちなみに上の写真の山の手前に森が見えますが、その森の中、道の突き当たりからちょっと右手に我が家があります。


草刈りが終わったばかりの道路わきに、緑が見えました。


誰かが、ジュズダマを刈り残したのです。

ジュズダマは、見ていると毎年決まったところに生えないで、あちこち生える場所を変えます。
でもいつも草刈りされた後に目立って、実もつけますから、草を刈る人がわざわざ残していることがわかります。
ノカンゾウなどはもちろん刈ってしまっても、ジュズダマを残すというのは、誰しも遠い昔に遊んだ記憶があって、それを思い出しているからでしょうか。
ちなみに、刈り払い機を持って草を刈るのはほぼ男性参加者で、女性参加者は鎌を持って参加して、刈った草を片づけたりします。



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