2012年3月1日木曜日

竜眼菩提樹、鳳眼菩提樹


これが、Tomokiさんのおっしゃる、正体不明の竜眼菩提樹の実です。
この殻の三角模様が、竜の目にたとえられています。


インド菩提樹は、イチジク科の木ですから、もちろん生るのは小さな無花果。これは菩提樹の実ではありません。
インドジュズノキ(ホルトノキ科)のお仲間でしょうか?

生り口はこんな感じ。なんとなく、三方に、低い稜が感じられます。


ちょっとクルミを思わせる、素敵な実です。
数珠屋さんによれば、ネパールの山奥に、その木が生えているそうです。

 

こちら、切れ長の目は、鳳眼菩提樹と呼ばれているものです。


生り口は、三角ではなく、二つ合わさったような形です。


自然の造形。それを珍重してきた人たち。
この木の実たちは、本当に心を楽しくしてくれます。



 





4 件のコメント:

Tomoki さんのコメント...

春さん、この実もお持ちなんですね。

目のような鳳眼菩提樹、三角の竜眼菩提樹、四角の虎眼菩提樹がありますよね。

数珠になったものは見たことがあるんですが、孔の開いていない実そのものはみたことありませんでした。

この3種類はすべて同じ木から取れる形違いのものでしょう。

何の実なんでしょうね。ずっと気になっていますが、いまだ正体つかめずです。

さんのコメント...

Tomokiさん
Tomokiさんが知らないようなら、なんだか分からないのは当然ですね。
同じ木から採れるのですか?
別の木から採れるより、不思議です。大きい木か、そうでもない木なのか見てみたいと思っていましたが、ますます、木を見たくなりました。

Shige さんのコメント...

オレもクルミの一種かと思いましたが、お数珠にするのなら、もっと小さいのでしょうね。

さんのコメント...

Shigeさん
大きさを書くの忘れました。直径17ミリから18ミリです。
でもこれで大きい方ではないかしら。もっと小さい実も見たことがあります。
クルミのように食べられるなら、数珠にされないで、みんな食べられてしまうかもしれませんね。
食べてみる勇気?ありません(笑)。