2010年12月27日月曜日

小夏椿


このごろは、シャラ(沙羅・夏椿)もヒメシャラ(姫沙羅・小夏椿)も、ありふれた木になって、どこの植木屋さんでも、必ずと言っていいほど見かけます。また、植木屋さんのつくったような庭には、一本や二本が、姿よく植えられています。
シャラやヒメシャラは、花を愛でるというより、一本立ちの木にしろ、株立ちの木にしろ、木の姿形を愛でる木として植えられます。

そのシャラ、ヒメシャラと、私の相性は、あまりいい方ではありません。
その昔、東京の郊外に住んでいたとき、植木屋さんの強い勧めで植えたシャラの木は、いつのまにか枯れてしまいました。




八郷に来てからは、小さな株のヒメシャラを買いました。
安かったせい?もともと、たいして姿がよくなかったのですが、株立ちのうちの一本が枯れて、さらに姿が悪くなりました。
そのうえ、剪定をしないからか、そこいらの雑木と見まごうばかりに、枝を伸ばし放題に伸ばして、味わいもなにもあったものではありません。

「枝が重ならないように剪定するといい」と聞きましたが、どこから手をつけたらいいやら。大きな枝を一、二本落としてみましたが、それくらいでは、見違えるようにはなりません。




枝を切ろうと、はしごに登ってみましたら、少しですが実がついていました。




もう、種はすっかり落ちていていましたが、




やっと一粒だけ、残っているのを見つけました。



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