2010年9月18日土曜日

菓子箱



秋晴れの、美しい一日です。庭では夫が、切り倒した木や廃材を燃やしながら、草を刈っています。




テラスから見晴るかすと、あらっ、草刈りの間に合ってないところに、この春移植した彼岸花が咲いています。この夏はあんなに暑かったのに、お彼岸を忘れないで、ちゃんと出てきました。
クズも花盛り、てんぷらにして楽しむなら今ですが、いかんせん、ギブスの身では、草ぼうぼうの傾斜地の中に入ってなど行けません。

まあ、足では何も見つけて来ることができなさそうです。




以前、息子の同級生のお母さんにいただいたお菓子の箱です。
落雁はきれいな缶や箱に入っているものが多くて、箱とお菓子の両方が楽しめますが、この箱は特にしっかりできていました。
白地に赤の鹿の子模様の和紙が貼ってあって、それはそれで素敵でしたが、年月が経って古びてきたので、十年ほど前に、補強のために柿渋を塗りました。
手鏡入れとして使っています。

驚いたことに、息子は長じてこの同級生と結婚したのですが、さらに驚いたことに、すぐに離婚してしまいました。




妹にもらった、お菓子の箱です。
何の変哲もない箱ですが、テディーベアが可愛いので、捨てられません。底にボール紙が張ってあるのですが、これを薄い木に張り替えたらいいかなと思いながら、なかなか時間を見つけられないでいます。




今回の入院中に、Mさんからいただいた、手づくりのケーキの入っていた箱です。
会津のお菓子屋さんの箱のようで、箱が絵馬の形をしていて、赤べこ(?)の絵がプリントしてあります。ちょっとおめでたそうな箱です。

カンボジアのパルメラヤシの葉で編んだ籠の包装や、ヴェトナムの、レジ袋ならぬ、草の籠も素敵ですが、日本の紙の箱もなかなか美しいものです。




これはお菓子じゃなかったかな、何が入っていたか忘れました。
もちろん中身の入ったものを、母にプレゼントしたのですが、数年たって、母が身辺整理をしたときに、箱だけになって返ってきたものです。まあ、空き箱をくれる方もくれる方なら、もらう方ももらう方ですが。

曲げわっぱなどと違って、桜の皮に似せたビニールが使ってあり、雑にできていますが、ちゃんとした木を使ってあります。包装にお金はかけられませんが、少ない予算で、こんなに薄くて面倒なものをつくるのは、ご立派としか、言いようがありません。
もしかして、中国製でしょうか?



2 件のコメント:

渚の探偵:助手 さんのコメント...

広~くて気持ちの良さそうなお庭ですね!
うらやましいです~(^^)
テラスからの眺めも最高ですね~♪
私もこんなお家に住みたいなぁ・・・
彼岸花、こちらでは残念ながらお彼岸を待たずして枯れてしまいました。(>_<)
箱コレクション、素敵ですね!

さんのコメント...

渚の探偵:助手さん
彼岸花が枯れてしまったって、とっくに咲いて、花の時期が終わってしまったってことですか?
いつでもお彼岸に咲いているものだと思っていました。認識不足はなはだしいですね。

使い捨ての箱だけでなく、箱にはついつい引かれてしまいます。見るだけで蒔く、実用的ですし...。