2010年7月14日水曜日

掘られたサトイモ



昨夜のうちに、サトイモが何者かに掘られてしまいました。




植えてあったところには、ぽっかりと穴が開いて、




種芋が食べられてしまっています。




数えてみたら、掘られたのが10本、無事に残っていたのは、たった4本でした。

このサトイモの種は、福井出身の友人Mさんからいただいたものです。Mさんは、「福井の在来種で味は日本一、他の地に植えてもこの味は出ないらしいよ」と自慢します。確かに、食べたことがないほど美味しいサトイモです。

昨年、だめもとで、一株だけ植えてみました。ちゃんと育ち、掘ってみたら芋の大きさがそろって、形の美しいこと、きぬかつぎにして食べたら、味も最高でした。
というわけで、またいただいたサトイモをいくつか取って置いて、4月に植えつけて、成長を楽しみにしていたところでした。

この掘り方からして、犯人は、狸か狢、あるいはハクビシンでしょうか。このところ、あまり掘り返しに来ないので油断して、生ゴミに魚の骨や卵の殻など混ぜて埋めていたのがまずかったのかもしれません。

動物に野菜やお米を荒らされると、金銭的には幾らでもないのに、精神的にはかなり打撃を受けます。彼らよりずっと豊かな食生活を送っているのですから、少し分けてあげてよかった、という気分になれるのは、しばらくたってからのことです。




ウドやミョウガは狙われないから、いいよなあと、ウドを見ると、おや、ウドも掘りかけていました。お芋が出てこないので、これ以上掘るのをやめたのでしょう。
かぼちゃも根を掘られて、花が咲いていたのに、たぶん、枯れてしまうでしょう。




残ったサトイモは、たったの4本でしたが、根だけ残っていたサトイモ3本も植えなおして、囲いをつくりました。ネットの下は頑丈に、しかし、上はわざとパイプを組まないで、ふわふわさせておきました。嫌がってくれるといいのですが。

4 件のコメント:

Shige さんのコメント...

しっかり掘られちゃいましたね・・・残念でした。
わたしも福井の芋好きです。恐竜発掘の隣町、大野の里芋は秋に買ってきますが、きぬかつぎで幾らでも食べちゃえますね。
煮物でも美味いし、何とコロッケにしても美味しいんですよ!(笑)

hana-ikada さんのコメント...

これはガックリきますね。
うちの被害は空からカラスくらいですが、
それでも気持ちは穏やかではありません。
でも相手が野生動物なら、そのように思い直すこともできそう・・
残りの株は収穫できると良いですね!

さんのコメント...

Shigeさん
そうなんです。大野のサトイモです。毎年のようにもらっているんだし、もっと食べたければ、大野に注文すればいいのですけどね(笑)。
それにしても、みんなどうしてセルビスなんて、おいしくない外来種を植えるのでしょう?もしかして収量が多いとか。
今度の秋にはコロッケにしてみます。
芋がかじられたのに植え直したのは、やっぱりダメみたいです。しょげています。

さんのコメント...

hana-ikadaさん
狸も、ハクビシンも犬が騒ぐので見に行って、会ったことがあります。なかなか可愛いやつらでした。
カラスだって、うろうろしているときと、まったく見かけないときがありますが、固体で声が違っていて、いつものがだみ声で鳴くと、懐かしい気もします。
でも油断禁物、ここは、人間と野生動物のせめぎ合いの最前線なのです(笑)。