2010年4月2日金曜日

石 二つ



ずいぶん長いあいだ、我が家に逗留している石たちです。出所があやふやになっている石もある中で、これらは、どこから来たかが、はっきりとしている石たちです。




こちら、すべすべしているのに、あばたのある石は、タイのかつての国際空港ドンムアンの、待合室のディスプレイに使われていた石です。大きくて重いものだし、まさか持っていく人がいるなんて想定していなかったでしょうけれど、いただいてきてしまいました。
当時は、仕事でしょっちゅうドンムアンを利用させていただいていました。他のところからドンムアンに到着すると、もう我が家に帰ったように、ほっとしたものでした。そして、出国の待ち時間も、素敵な石があちこちに配置してあったので、それを見ているだけで、全然退屈しませんでした。
コック川、ナーン川など、北のメコン川の支流の石ではないかと思われますが、定かではありませんが。




こちら、法師温泉の、長寿館の法師之湯の、湯船に沈んでいた石です。こちらも、こっそりいただいてきてしまいました。
法師之湯は100年以上前に建てられた、木造の、趣のある湯屋です。温泉に行くなら、法師温泉に行きたいものですが、最近は、もっぱら八郷之湯(つまり我が家のお風呂)で、満足しています。

こちらは、温泉の石ですから、もともとは溶岩なのでしょうか。しっとりした感じですが、手触りはすべすべしています。そして、写真では写せませんでしたが、なんだか雲母のようなものが、きらきらと光っています。

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