2009年4月30日木曜日

ミフクラギ


繊維が行儀よく並んでいるヤシの実。波に洗われて、繊維だけになってとっても軽くなっています。たくさんあるのだから、一つくらい割って中がどうなっているのか確かめたらいいのですが、どれも大切に思えて、割ってみたりできないでいます。ずっと中まで繊維みたい...。

石井忠著、『新編・漂着物事典』を見ていましたところ、これとそっくりの実の写真が出ていました。ミフクラギ、夾竹桃の仲間で、やしの実ではありませんでした。
そこで、『Flowering Plants of Thailand』で調べてみたところ、海岸に生えるのなら、Cerbera odollamではないかと思いました。
海岸に流れ着いたら、マングローブかやしの実かなんて、安易な考えでした。2009年9月

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