2018年5月22日火曜日

山椒の実


数年前に、山椒の実が、しっかり大きくなってから採ろうと待っていたら、K.Sさんから、
「あらっ、若いうちに採らなきゃ。これじゃ遅い」
と言われたことがありました。
長く緑のまま、少しずつ膨らむので、採りどきがよくわからなかったのですが、若いうちに採れば、あまり辛くないということのようです。
今年も、実がだんだん大きくなり、
「採らなきゃ、採らなきゃ」
毎日焦ってはいたのですが、なかなか時間が取れませんでした。
一昨年採って冷凍している山椒の実がまだありますが、さすがにあまり辛くなくなってきています。昨年は、まだあるからと保存しませんでした。


さて、M+Mさんが来た日、夫と話をしている間にささっと採りました。
房になったまま、木から採るのに時間はいりませんが、実を外すのに時間がかかります。みんなで話している時間を利用して、実を外す内職をしようという魂胆です。


ところが、その日だけでは終わらず、次の日は忙しく、やっと今日終わらせました。


ネットで見たレシピはいろいろです。
長くゆでて長く水にさらすのもありますが、沸騰したらすぐ笊に取って、水にさらさないのもあります。塩の量もまちまちです。茹でないで、塩を入れた後、常温で漬ける方法もあります。


そんなレシピを、適当に組み合わせました。熱湯に入れ、再沸騰したらすぐ笊に取り、塩は10%加えて、ビンに入れないでジップロックに入れて冷凍することにしました。


まだ山椒が熱いうちに塩を加えて、冷めてから冷凍します。
一昨年は茹でただけで塩を加えないで冷凍したのもつくりましたが、ちょっと塩味がついている方が、やはり使いやすい気がします。

今、山椒の匂いが家中に充満しています。




2018年5月21日月曜日

エゴノキ


M+Mの土地探しにつき合っていて、エゴの花が散っているのをあちこちで見かけました。


高いところで咲くと、散って、見上げて、初めて気がつくのがエゴの花です。


ちょうどヘクソカズラの葉の間に散っていて、まるで地上で咲いているようなのもありました。
 「そうか、エゴの季節だったか」
花をめでる余裕もなく生活しているのを、ちょっと反省します。


と、我が家のエゴノキを見れば、もう名残の花です。

ほとんど終わっていました。


それにしても我が家のエゴノキは、木が悪いのです。しだれてなくてもよかったのに、「枝垂エゴノキ」といって、枝が下を向いています。
もう7、8年経つというのに、植えたときからほとんど大きくなっていないし、普通に近づいて見ると葉が見えるだけ、わざわざ裏に回ってみて、やっと花や実が見えます。


さて、我が家のエゴノキは、エゴツルクビオトシブミの天国です。


昨年見たときには、アカスジキンカメムシの幼虫がいましたが、今年は成虫がいました。
  

オトシブミは、今年も天国を謳歌しています。







2018年5月20日日曜日

切り株の犬

2週間ほど前、かつて同じ仕事に携わっていたM+M夫妻からメールがありました。
M+M夫妻はこれまで、時には夫婦そろって、時には別々にタイ、インドネシア、タンザニア、南アフリカ、時に日本などで暮らしてきましたが、ネットで八郷に土地を見つけたから、一緒に見てほしいというものでした。

この森の中の土地

さっそく見に行きましたが、なかなか素敵な土地でした。平らで広い土地の三方が傾斜していて、その先が低くなっているのですが、二方の傾斜地には年月を経た楓が、数十本も植えてあり、敷地にはその傾斜地も含まれていて、緑に囲まれています。
「あらぁ、いいところ」
「なかなかいいけれど、一か所だけ見て決めるのもなぁ」
と、彼らは大きな買い物を一発で決めるのをためらっていました。

そして、ほかの土地も見てみたいと言うので、それから何度か、知り合いの地主さんたちにお願いして、七、八か所土地を見せていただきました。


でも、不動産屋さんを通さないで土地を手に入れるとなると、それなりの煩雑さがついてきます。
その土地を測量して境界線をはっきりさせ、車の入れる道がなければ道をつくり、電気や水道を引き、家を建てるためや眺望を得るために、生えている木を切り倒したりしなくてはなりません。
Mくんは当分東京に通わなくてはならないし、Mさんは自他ともに認めるぶきっちょだし、彼ら自身でそんなことはできないと人を頼めば、一気に予算がオーバーします。


見せていただいた土地の中には、敷地に沢が流れているものもありました。
「この土地はどのくらいの広さですか?」
「わからないけれど、二町歩以上あるね」
「二町歩って?」
「6000坪よ」
「わぁ!世話しきれないわ」
当たり前です。そして、地主さんは売るなら全部売るで、分筆を嫌います。
というわけで、いろいろ見た末に納得、彼らは最初にネットで見つけた土地を手に入れることになりました。


そんな、土地探しのおりに見つけたわんこです。
栗の木林の中にたたずんで、こちらの様子をうかがっていました。

最初見た土地に決めたとの連絡をもらったときは、ホッとしましたが、
「これから、嫌っていうほどお邪魔するからね」
と書いてありました。
この二週間で三回会いましたが、今日もこれから来ます。いったい、これからどのくらい会うことでしょう?
M+M夫妻とバンコクで初めて会ったのは、かれこれ40年も前、彼らは十代の学生で、もちろん結婚もしていませんでした。
その後、彼らは留学したり、仕事で外国に行ったりして、時たま会うことがあるだけ、私たちがここに来てからは、一、二度会いましたが、平均すれば、二年に一度くらいか、もっと低い頻度で会っていたような気がします。
それが、まさか、すぐ近くに住むことになろうとは...。

八郷に住んでいるかつての仲間は、これまでGさん、Sくん、私たち夫婦の4人でしたが、M+M夫妻を加えて、6人となりました。
これって、確率が高くないですか?






2018年5月19日土曜日

紅花山法師


夫が、移植を繰り返して枯らしてしまったヤマボウシの代わりに、苗木を一本買って植えておいたのは、6、7年も前のことだったでしょうか。
木立に囲まれて陽が当たらないせいかいつまでも細くてひ弱、背も高くならず、変なやつだと思っていました。


草を刈りながら何気なく見ると、赤い花が咲いていました。
「あれっ、ヤマボウシって散り際に赤くなるんだったかしら?」


と、ほかの花を見ると、それも赤い。明らかに赤い。
赤いヤマボウシを買った記憶がなかったので、びっくりでした。

調べてみると、これは岩手原産の「サトミ」という名のヤマボウシでした。
30年以上前に、盛岡の園芸試験場で働いていたリンドウの育種家の、吉池貞蔵さんが、山中で、赤い花の咲くヤマボウシを見つけて、試験場に移植しました。
その後、川口市安行の植木屋の柴道昭さんが原木から穂木を採取して接ぎ木繁殖させたのが「サトミ」、サトミはそのころ柴道さんちに生まれたお孫さんの名前を取ったのだそうです。


「サトミ」は最初、ヨーロッパでもてはやされ、その後、日本でも騒がれるようになったのだとか、何も知らずに植えていました。


そろそろ支柱は取り外してやってもいいかもしれません。
それにしても花が少ない、たった4輪しか咲いていません。でも、ヤマボウシは隔年花をよくつけるので、来年はよく咲くかもしれません。


ちなみに、普通のヤマボウシは、今年は当たり年です。






2018年5月18日金曜日

サヨテ


ひろこさんから、友人が仕立てたというハヤトウリの苗をいただきました。


立てて植えてあります。
ハヤトウリを保存しておくと、勝手に芽を出しますが、立てて置いているわけでなく寝かせて置いているので、出た芽は90度曲がって上を向いています。それをそのまま植えていましたが、そうか立てて植えるのか、今頃になって初めて知りました。


「フィリピンではスープにしたり炒めたりして食べるんですってね」
とひろこさん。
フィリピンでは何と呼んでいたかなぁ、と考えても頭に浮かぶのは「カモテ」ばかり、カモテはサツマイモです。
2、3日経ってから、やっと「サヨテ」だったと思い出しました。カモテとサヨテ、ちょっと似ています。


気候風土が適しているのか、フィリピンの北ルソンでは、よくサヨテの畑を見ました。日本のブドウ畑のように、ワイヤーを水平に張り巡らせて栽培します。


うまく育てると、ハヤトウリは一本の苗に200個もの実をつけます。
と言っても、シーズンに10個も食べられるかどうか、カレーにしたりトマトソースで煮込んでクスクスと食べたり、塩でもんで漬物にしたり。でも200個なんて、絶対食べられません。







2018年5月17日木曜日

咲いた青花ホタルブクロ


長い間つぼみだった青花ホタルブクロがやっと開きました。
でも、青くない。


信号の「青」とこのホタルブクロの「青」の間にはどれだけの「青」があるか、花を見ながら考えてしまいます。


最初はホタルブクロを写していたのですが、そのうち窓に映った景色の方が面白くなってしまいました。




2018年5月16日水曜日

大胆ガエル


虫にしろカエルにしろ、ものに動じない性格のと、びくびくしているのがいるように思います。


このカエル、私が座っていたら猫のトラが来て、うろうろしているのに平気です。


大胆なのと小心なのと、どちらが餌食になりやすいのだろうと思いながら、私は必死でトラの気をそらしました。